使用者の選択した情報に応じて、アウトプットを変更したいことが多くあると思います。そうしたときに役立つのはInputBoxメソッドです。以下ではInputBoxに関して説明します。
目次
InputBox
Application.InputBox("サブタイトル", "タイトル","入力値のデフォルト表示",)

InputBoxで得た値を利用する
Sub 配列基礎()
Dim a As Long
a = Application.InputBox("あなたの点数は?", "試験結果", "", Type:=1)
If a >= 40 Then
MsgBox "合格"
Else
MsgBox "不合格"
End If
End Sub


戻り値の一覧
Application.InputBox("サブタイトル", "タイトル","入力値のデフォルト表示",type:=下表参照)
値 | 説明 |
0 | 数式 |
1 | 数値 |
2 | 文字列(テキスト) |
4 | 論理値(TrueまたはFalse) |
8 | セル参照(Rangeオブジェクト) |
16 | #N/Aなどのエラー値 |
64 | 値の配列 |
type:= のあとに戻り値で欲しい型式を選択する。
上の例では、a = Application.InputBox(“あなたの点数は?”, “試験結果”, “”, Type:=1) と入力することで数値が欲しいと宣言している。そのため、aには数値が入ることになり、さらにaの定義はLong(整数)となっている。
コメント